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ガンボ!
-ジャズの生地、ニューオーリンズに万感の思いを込めて-
泉けい 著 ジャズフェスティバルやジャズフューネラルなどジャズの町として知られ、プリザベーションホールにオールドジャズメン達の演奏を聴くために連夜客が押しかけていた、あのフレンチクォーターの賑わいは、今はない。 しかし、南部アメリカのなかでも独特な色合いを持つ、ガンボに代表される多彩な食文化や多人種が醸し出す華やかなニューオーリンズ特有の文化が花開いた時代の記憶は、今も消えることなく輝いている。 著者が16年間を過ごしたニューオーリンズがどのような町であったかを語ることで、はからずも町の観光案内ともなっている。ふたたび本来の町の輝きを取り戻すことを心から願う著者の気持ちが、往時の町を描写する文章に溢れている。 また、カトリーナ以後の町の様子や人々の消息についても触れられていて、痛恨の思いが伝わってくる。 泉けい(いずみ・けい) 東京都出身。青山学院大学文学部卒業。 キャット・ピープルの館 |





