地球という奇跡を見つめて
-わたしたちの星をめぐる60の物語-
TDK株式会社 編
吉岡安之・渡辺政隆 著
定価:1,835円(本体1,748円+税)
判型:四六判変型、上製本
頁数:272頁
ISBN 978-4-88696-014-6
奇跡の星=地球を「地の章」「水の章」「空の章」「生の章」「衡の章」と五つの視点で見つめ、地球環境とそこに生きる人類を含む全生物の保護を考える。
科学雑誌に5年にわたり連載され、第3回環境広告コンクールの雑誌部門で環境広告大賞・環境庁長官賞を受賞したシリーズに新たに加筆して書籍化したものである。
吉岡安之(よしおか・やすゆき)
1974年京都大学卒。書籍・雑誌の編集制作会社を経て1986年よりフリー。『オムニ』『ニュートン』などの科学雑誌はじめ、主にサイエンス、テクノロジー、ネイチャー、エコロジー関係の書籍・雑誌の企画、編集、執筆に携わる。
著書に『電子の回廊』(日刊工業新聞社)、『天・変・地・異を科学する』(日本実業出版社)。
渡辺政隆(わたなべ・まさたか)
1977年東京農業大学農学部卒。東京大学大学院博士課程中退。専攻は生態学、進化生物学、科学史。科学エッセイスト、翻訳家、大学講師などとして活躍。
著書に『ガラガラヘビの体温計』(河出書房新社)。著訳書として『進化論を愉しむ本』(JICC出版局、共著)、ハインリッチ『ヤナギランの花咲く野辺で』、グリフィン『動物は考えているか』(どうぶつ社)、コリンヴォー『猛獣はなぜ数が少ないか』、グールド『ワンダフル・ライフ』(早川書房)ほか多数。
目次
地球の再発見
Ⅰ「地」の章
脈動する球体/ひび割れた大きな卵/失われた大陸の記憶/
ナマズの眠る土地/降り積もる"時間”/砂の惑星/華麗なる迷宮/
二酸化炭素の貯蔵庫/燃える水の起源/王者の石/”鉱物愛”の秘密/
錬金術師の夢の果て/土壌盛衰
Ⅱ「水」の章
大海の川/秘められた力/大地の血脈/新・洪水伝説/天の瀑布/
雨の訪問者/湖の病理学/深海底のオアシス/海の塩・地の塩/
地球の冷熱源/天からの手紙
Ⅲ「空」の章
大気のプロフィール/地球の息吹き/氷河をつくる風/雲の賛歌/
空の暴走族/駆け抜ける魔神/天と地をむすぶエレクトリック・ドラゴン/
ベールを脱いだ女神/踊る光の音符/空を壊したのは誰?/
招かれざる客
Ⅳ「生」の章
生命を育む”第二の海”/ジャングルの素顔/屋根のない貯蔵庫/
原始の森/水際のパラダイス/文明の母胎/氷河期からの贈り物/
湿原消失/水田生態系としてのアジア/太陽のバカンス/
海の熱帯雨林/クジラのためのため息/金色のタイムカプセル/
進化のアクセラレーション
Ⅴ「衡」の章
月という奇跡/太陽の黒子/火を噴く心臓/地球の首飾り/
生きている日本列島/火の功罪/さまよえる磁場/自然リズムとの同調/
文明の興亡と生物進化のアナロジー/地球への帰還
あとがき
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